最近、どうもスマートフォンの調子が悪い。具体的に言うと、インターネットの速度が異常に遅いのだ。ウェブサイトの読み込みに時間がかかったり、動画が途中で止まってしまったりと、ストレスが溜まる一方だ。私はドコモのeximoプランを利用しており、データ無制限のはずなので、通信制限を受けているわけではない。それなのに、なぜこんなにも遅いのだろうか?
eximoは決して安いプランではない。むしろ、他社と比べても高額な部類に入るだろう。それにもかかわらず、これほどまでに通信速度が遅いというのは、正直話にならない。高いお金を払っているのに、それに見合うだけのサービスが提供されていないと感じざるを得ない。
この状況を何とか改善できないかと思い、インターネットで色々と調べてみた。すると、「通信制限じゃないのに遅いドコモ?原因と今すぐできる速度改善策&乗り換えのススメ」という記事を見つけた。まさに今の私に必要な情報が詰まっている記事だった。
記事によると、どうやら2023年頃からドコモの回線が混雑し、通信速度が遅くなる状況が続いているらしい。原因は、コロナ禍明けの予想外のデータ通信量の増加に、ドコモの基地局の容量設計が追いついていないことにあるようだ。つまり、回線を利用する人が多すぎて、回線がパンク状態になっているということだ。
さらに記事を読み進めると、NTTドコモの2024年11月の決算発表資料に、この回線速度低下問題に対する対策と今後の見通しが記載されていることが分かった。資料によると、2025年中〜2026年頃までに基地局の増強やネットワークの最適化を行い、状況は大幅に改善する見込みとのことだ。
2025年中〜2026年頃まで…? 今は2024年の終わりだ。つまり、少なくとも1年以上、この遅い回線速度に我慢しなければならないということになる。正直、こんなに遅いまま、改善されるまで使い続けるのは精神的にきつい。毎日使うスマートフォンで、これほどストレスを感じるのは耐え難い。
私は長年ドコモの回線を使ってきた。かつてはドコモの安定した通信品質に全幅の信頼を置いており、他社への乗り換えなど考えたこともなかった。いわば、ドコモには愛着があったのだ。しかし、今回の件で、その愛着も薄れてしまったと言わざるを得ない。
記事には、ユーザーが自分でできる対策もいくつか紹介されていた。例えば、スマートフォンを再起動する、窓際など電波状況の良い場所に移動する、混雑する場所から移動する、などだ。しかし、これらの対策はあくまで一時的なものであり、根本的な原因を解決するものではない。
根本的な原因、つまり回線の混雑を解消するためには、ドコモ側が基地局を増強するなどの対策を講じるしかない。そして、その改善にはまだ時間がかかる。記事の最後には、根本的な解決策として、他社への乗り換えも検討するべきだと書かれていた。
他社への乗り換え…これまで考えたこともなかった選択肢だ。しかし、現状を考えると、乗り換えも視野に入れる必要があるかもしれない。記事の中で、特に安いと評判だったのが楽天モバイルだ。楽天モバイルは、ドコモと同じく自社回線を持っており、料金プランも魅力的だ。
楽天モバイルへの乗り換え…少し調べてみることにした。すると、確かに料金プランはドコモのeximoと比べてかなり安い。通信速度やエリアについては、ドコモに劣る部分もあるようだが、最近は改善が進んでいるという情報もある。
もちろん、乗り換えることには抵抗もある。長年使ってきたドコモから離れるのは、やはり寂しい。それに、乗り換えの手続きなども面倒だ。しかし、このまま我慢し続けるよりは、思い切って環境を変えてみるのも良いかもしれない。